World
世界観
この世界には、HALO(ヘイロー)と VEIL(ベイル)という二種類の人間が暮らしています。どちらも人間です。違うのは、住んでいる区域だけです。
HALO の区域 DAY は常に強い光に満たされ、VEIL の区域 NIGHT は常に深い闇に包まれています。光と闇が入れ替わることはなく、この世界に「一日」という周期はありません。
Regions
二つの区域
Day
DAY ── HALO の区域
- 区域全体が、常に強い光に満たされている。
- 室内であっても影が存在しない。
- HALO にとってこの明るさは、ごく普通の感覚である。視覚に特別な適応があるわけではなく、問題なく周囲を見て過ごしている。
- VEIL がこの区域に10分程度を超えて留まると、焼失してしまう(不壊を除く)。
Night
NIGHT ── VEIL の区域
- 区域全体が、常に深い闇に包まれている。
- 火などの明かりをつけても明るくならない。その火だけが明るく見える。
- VEIL にとってこの暗さは、ごく普通の感覚である。視覚に特別な適応があるわけではなく、問題なく周囲を見て過ごしている。
- HALO がこの区域に10分程度を超えて留まると、溶解してしまう(堅牢を除く)。
滞在時間について
10分という制限は、参加者の裁量に委ねられるフレーバー要素です。運営から「時間経過のためロスト」といった宣言や強制は行いません。ただしキャラクターにとっては、命に関わる領域です。
Border
境界
区域の境界ははっきりと分かれており、争いが絶えません。現在は死人が出るほどではありませんが、武力行使がなされることもあります。
境界には、HALO・VEIL それぞれが組織を置いています。参加者のキャラクターは、いずれかの組織に所属する構成員です。
Faith
信仰と創世神話
HALO・VEIL には、世界の成り立ちを語る神話が共通して伝わっています。
- 共通の始祖神話
- 両陣営に共通して伝わる、最も古い神話。世界はもともと一つであり、双子の守護者が天と大地とをつなぎとめていた。しかしある時、大いなる破局が起こり、世界は光と闇とに引き裂かれ、そこから HALO と VEIL という二つの民が生まれた、とされる。
神話を信仰しているかどうかは自由です。信仰していないキャラクターも構いません(神話そのものは、どのキャラクターも知っています)。
Time & Language
時間・暦・言葉
- 時間の管理
- 昼夜のサイクルが存在しないため、太陽を基準にした時間感覚が成立しない。時間管理は、境界組織が越境時間の管理のために独自に整備した機械式の計時制度に由来し、それが後に社会全体へと広まった。
- 暦
- 暦の最大単位は「百年(一巡)」。月や日といったより小さな単位もすべて行政的に定められた区切りであって、自然現象とは対応していない。
- 言葉
- HALO・VEIL はもともと一つの言葉を話していたが、分かれてからの環境の違いにより、訛りや言い回しの傾向に差が生じている。意思疎通そのものに支障はなく、両組織の間でも通常の会話が成立する。HALO 側は直截的で明快な話し方を、VEIL 側は婉曲的で含みを持たせる話し方を好む。
Life
暮らし
DAY / HALO
光の側の暮らし
- 衣 常に強い光と乾いた環境に置かれているため、軽装で浅い色合いの衣服が好まれる。
- 食 陽光を活かした農業が中心。乾燥に強い作物や、温室的な大規模栽培が行われる。
- 住 屋内でも影が存在しないため、光を遮る・拡散させるための厚い壁や、小さめの窓を持つ建築様式が発達している。
- 芸術 影のない環境を反映し、鮮烈な色彩と大胆で平面的な構図を特徴とする。
NIGHT / VEIL
闇の側の暮らし
- 衣 視覚は問題なく機能するため、色彩や刺繍などの装飾文化がそのまま発達している。鈴の音や独特の織り模様を、身分や所属を示す装飾として好んで用いる文化もある。
- 食 暗所に適応した農業が中心。キノコ類や洞窟型の栽培のほか、自ら発光する動植物を、燃料を必要としない目印や装飾として活用する文化もある。
- 住 灯した火がその発光自体しか見せないという環境を踏まえ、鈴の音や触覚的な意匠を街並みの装飾・案内表示として好んで用いる。
- 芸術 音や手触りを重視した表現。暗闇の中で発達した口承文化・声の芸術を特徴とする。
いずれも、視力を補うために生まれたものではありません。HALO も VEIL も、自分の区域では現実の人間と同じように問題なく周囲を見て暮らしています。あくまで様式・美意識としての発展です。
こうした言葉や暮らしの描写はいずれもフレーバーです。キャラクター造形に取り入れるかどうかは自由です。